南米行く前に映画を2本抑えました。
1本は香港映画界の鬼才、ウォン・カーウァイ監督の97年の映画
「ブエノスアイレス」
19歳の時、見た覚えがあるんですが、あれから10年も経つのかぁ…。
10年ってはやいなぁ…マジで。
男同士の切ない愛を描いた恋愛ドラマ。
最初、トニーレオンとレスリーチャンのSEXシーンで度肝を抜かれる。
「…あいや〜」っと思わず叫んでしまいました。
イグアスの滝などの雄大な自然美、アストル・ピアソラの切ないメロディが染みる。
このイグアスの映像を見て「やっぱりイグアス行く!」と決めた。
あれを逃したら何にもならないわ…やっぱ。
10年前はあんまりいいと思わなかったが、今改めてみて
「こんなにいい映画だったんだ」っとウットリした。
最後のトニーレオンのインタビューにて最初、映画の内容を知らされておらず、
アルゼンチンに着いてから自分がゲイの役だと知り
「……ショックだった」
と笑みもなく言った表情が切なげだった(笑)
よっぽどショックだったんやね。
こちらは以前にも見ている
「モーターサイクルダイアリーズ」
23歳のチェ・ゲバラが南米大陸を縦断する旅を描いた映画。
ブエノスアイレス、パタゴニア、チリのアタカマ砂漠、マチュピチュ、クスコと盛りだくさん。
これは南米行く前に見た方がいい。
この8ヶ月の放浪でゲバラは変わっていったんだね。
ゲバラと一緒に放浪したアルベルトは事実上のゲバラのハトコ。
最後に出ていた老人は現在のアルベルト本人らしい。
その事実を知り、リアルに感じる映画だ。
しかしゲバラ演じるガエル・ガルシア・ベルナルはかっこいいね
あの「バベル」でも出演しています。