スポンサーサイト

  • 2013.09.03 Tuesday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -

    過酷なヒマラヤ山脈越え

    • 2006.08.30 Wednesday
    • 16:42

    過酷な移動のシガツェ→ダムのバス

    チベットからネパール越えは過酷だと噂で聞いていた。
    だが途中のシガチェまで行けばそこで宿でツーリストバスが出ていると耳にしたので安心してシガチェまで一人で行く。
    ラサからシガチェまでバスで5時間。
    さて、バスが出ているフルーツホテルへ行こうと探したが全然見つからず。
    聞くと、そこはもうなくなっていて新しい宿が建っていた。
    しかもツーリストバス出ておらず。。。

    だったら公共バスで行こうとターミナルに出向いたが
    「メイヨー(ない)」
    といわれる。
    明日は昼1時発らしい。
    明日早めに出向いてそのまま乗ることにする。

    宿で一緒だった日本人女性のS沢さんはちゃんとチケットが取れたのこと。
    バスターミナルに出向いた時間が12時頃。
    私は2時に行ったのでやはり私は間一髪でチケットがなくなったらしい。

    翌日は荷物をまとめ、はやめにバスターミナルへ出向く。

    「メイヨー(ない)」

    ・・・・・??
    こんなに早く行ったのになんで?

    じゃ、明後日の分と聞いたら
    「メイヨー(ない)」

    ・・・・・・・???

    おかしい・・・。

    なんと聞いたら外国人は乗れないとのこと。
    じゃ、なんでS沢さんは乗れるの?
    後で聞いたら、彼女は中国語がうまかった。びっくり

    どうしよう???
    ラサで会った日本人&フランス人カップルと日本人男性にバスターミナルで会う。
    彼らも案の定、取れなかったらしい。
    なのでランクルチャーターして行くしかないのでは?ということになった。
    一人400元。(6000円)
    ・・・・痛い。ショック
    公共バスだったら185元(2775円)だったのに。
    たかが…っとお思いでしょうが、ここでの3000円ってとびきり高いのです。

    S沢さんを見送ろうとそのまま放心状態でターミナルに。
    するとS沢さんが隣にいた中国人の女性と話をし、彼女が直接ドライバーと交渉したら、
    なんと、乗せてもらえることになった。
    ドライバーも渋々。
    なんとダムまでの間検問が3回もあるらしい。
    そこで外国人が乗っていることがばれたら罰金らしいのだ。
    中国人の女性の名前はゴンさん。
    ゴンさんとその友達に身分証明書を借り(彼女らは2枚持っていた)、帽子とマスクをしてヒヤヒヤもので乗った。

    「ごめんなさい。旅立ちます」
    という書置きをベンチに残し、薄情な私は旅立つことにした。バッド

    乗ってビックリ。

    物凄い悪路です。

    かのカンボジアの道もかわいく感じます。
    飛んだり跳ねたり、さすがの中国人の方々も
    「アイヤーーーー!」と叫んでいた。
    全然眠れないし、検問でピリピリするしで休まる時がない。撃沈


    バスから見た外の風景

    シガチェ昼の1時発で途中のエベレスト近くのベースキャンプに着いたのが夜9時。
    そこは映画で見たミネソタのように寒々しい。(じっさい寒かった)
    天気はドンヨリしていてせっかくのチョモランマも見えず。
    お腹すいたけど、ここで食べてトイレに行きたくなったら最悪だ。
    前回の大理での悪夢もある。
    ここは我慢して、チョコレート、ビスケットで耐えることにした。


    ベースキャンプ観光していた人はここでヒッチ。夜9時でも明るい。

    そこで1時間超休憩したあとダムへ。
    そこからが長い事長い事……。
    眠りたいけど眠れないので、なんというか、ある意味修行に近い。
    こんな時はお得意の妄想タイムだ。
    しかし、こういう場合はろくな妄想しか思いつかない。
    (なにを妄想していたかはナイショ(笑))

    結局着いたのは朝の4時30分。
    15時間も悪路に揺られたことになる。
    本当につらかったーーー冷や汗

    ダムの宿で4時間ほど眠ったあと、ネパールのコダリへ。
    無事に国境越えできた。


    中国→ネパールのイミグレ前で
    だがそこからも甘くはなく、
    カトマンズ行きのランクルをゲットするも、途中の道が落石のため通れず
    ランクルとお別れしバスへ乗り換えることに。
    コダリからカトマンズへ、雨の中5時間。
    ここもなかなかの悪路だった。

    カトマンズの夜はS沢さんとゴンさんと私とで乾杯。
    一緒に戦った戦友と飲んだ黄金のビールの味。
    うまかったーーーービールグッド

    ラサからあわせて27時間移動。
    しばらく、ここカトマンズで沈没します。



    落石がぁ〜…。こんなんばっか…

    ラサビールもうまい。

    • 2006.08.28 Monday
    • 12:13

    ヤクの子供を抱くお兄ちゃん

    ラサビールがすこぶるおいしく感じる今日この頃。
    日本人9人とランクルをチャーターしてナムツォに行ってきました。ここは標高が4000m以上近くある所の湖。
    途中は5000mを越える。
    久しぶりに天気がよく気持ちよかった!
    湖では小石を拾っていたおばあちゃんと時間を過ごした。
    ずっと小石を拾っていたおばあちゃん。
    なんと拾った小石が大きな袋いっぱいになっている。
    見るとどれもマダラ模様の綺麗な石。
    その石を3個私にくれた。
    この石にご利益があるのだろうか…?袋いっぱいに拾う意味を知りたかった。


    小石のおばあちゃん。

    標高が高いということはもちろん高山病になる人はいるわけで、
    高山病で観光どころではない人もいた。
    その人曰く私がラサビールうまいなんてつぶやいていたら
    「やっぱり・・・健康が、健康が一番ですよ。。。ゲホッゲホッ」←風邪も併発
    と言われて、それはバンコクで風邪で寝込んでいた時、同じく感じたこと。
    やっぱり健康が一番!!

    今回、高山病の「こ」の字の出ていない自分。
    イエメンや九賽溝地域で慣れていたのか、ピンピンしている。
    あんまり認めたくないことだが、自分って意外とタフらしい。
    ・・・でも、あんまりタフって言われても嬉しくない。
    ラオスで会ったイタリア人に一人で旅をしていると、しかも前は中東へ行ったっと言ったら
    「ユー アー ストロング!!」
    と叫ばれた。
    ストロング=強い
    私は強い
    あの時は少し傷ついた。
    えー、確かに体はデカイですよ。
    でも、・・・・心はか弱いです。しょんぼり


    ところで、昨日ジョカンの中に行って参りました。
    ジョカン前は一心不乱に五体投地をしているチベタンの方々がいっぱいです。
    ツーリストは70元を払わないとジョカンの中には入れないのですが、
    早朝や夕方、チベタンの方々の行列に紛れ込むとタダ
    で入れる。
    もちろんはじき出される方もいる。これは


    五体投地をしながらジョカンの方へ進むおばあさん。

    私も夕方トライして運良く入ることができました。これはチベタン少女のおかげ。
    私の手を引っ張って中へ招き入れてくれた。
    彼女もちゃんとお祈りをしていた。見た目は6〜7才くらい。
    顔が焼けどでただれていた。
    だがそれを忘れさせる笑顔。
    バナナを1/3バナナくれた。
    なのでお礼にキャンディを渡したら受け取ってくれなかった。

    ジョカン周辺は毎日の散歩コース。
    無宗教の私としては、五体投地を繰り返している光景を見ていると、いろいろ考える。

    ところで前回も書いたが私はチベットに住む漢民族が大嫌い。
    だが中国本土に住む中国人は嫌いじゃない。
    実際やさしくしてくれたし、今回の旅で私は中国人に対する思いが変わった。
    だが、チベットに住む漢民族だけは別だ。
    彼らはチベットを確実に変えている。

    ある時、漢民族が漕ぐ人力車に乗った時があった。
    ポタラまで連れて行ってほしいと告げた時、
    乗って200mほどで下ろされ、あとは人力車で行けないから自分で行けと言われた。
    だったら最初に言ってほしかったし、だったら料金は半分だと言ったら、
    いきなりかん高い声で騒ぎ立てた。
    みんなが振り向くほど大きな声で。
    仕方ないのでどう考えても高すぎる料金を払う。
    するとニヤッとほくそ笑み
    「シェイシェイ」
    と言って手を振った。
    あの顔・・・、忘れられない。
    彼はきっとこうやってツーリストを騙すのだろう。

    なのでここでのチベタンの素朴な優しさが身にしみる。




    ナムツォの途中で撮ったお気に入りの一枚。



    チベット==================================
    【滞在期間】 8日間(8月22日〜29日)
    【移動経路】成都⇒ラサ(飛行機)⇒ナムツォ(ランクル)⇒ラサ⇒シガツェ(バス)⇒ダム(バス)⇒カトマンズ
    【使ったお金】85,245円+4,050円(ビザ代(タイで取得))(1元=約15円)
           ※中国本土分も含む

    ■予算情報■
    ・成都→ラサの片道飛行機代(1800元)
    ・ラサ→シガツェのバス代(50元)
    ・シガツェ→ダムのバス代(185元) ※でも外国人は乗れない。
    ======================================


    ※もっとチベットの写真(30点)を見る←



    大タンカのご開帳『ショトゥン祭』

    • 2006.08.23 Wednesday
    • 19:27


    ついにやって参りました。チベット。
    昨日はラサにて一年に一度に行われるお祭り、ショトゥン祭がありました。
    っといえば大タンカのご開帳。
    朝7時に開帳だというのでドミの日本人の人たちと5時30分頃に宿を出発。
    朝は雨も止んで一安心だと思っていたら、デプン寺に着いたとたん降り出し、
    最悪なことに・・・・。
    高地なのでもちろん、寒い・・・。
    私はカッパを持ってきてから良かったものの、他の方は持ってこなかったのでびしょ濡れに……。
    (案の定、一人風邪引いていた)
    しかも自分は途中で皆とはぐれてしまっていたので小高い丘で一人で降りしきる雨の中、ご開帳をひたすら待っていました。あめ
    なのに、7時が過ぎても、開帳の様子なし。

    考えてみれが、この雨の中、タンカを開帳するのはありえない。
    だってタンカ濡れるもんね・・・。
    ってことは雨がやまない限り開帳はされないのか?!

    8時半が過ぎるとタンカの上に白い布を放り投げ帰る人たちが増えた。
    諦めて帰るらしい。。。
    でもここまで来たんだし、意地でも見てやると妄想しながら時間を潰しひたすら待つこと1時間。
    結局雨がやんだ9時にやっとのこと開帳されました。


    朝6時過ぎの光景。

    8時頃の光景。

    まだかまだか……

    ついについに……

    お・・・・・


    うおぉお〜!!

    やっぱり・・・・すごかった。びっくり
    ツーリスト含めすごい数のチベタン達。
    彼ら独特のバターの匂い、香草の焚く煙であたりがむせ返るなか、タンカをじっと見ていると、やっぱりここは別世界だと思わずにはいられなかった。
    正直、ラサについても中国語があふれていたのでチベットらしさは全然感じられなかったこのショトゥン祭でここは
    チベットだと思えることができた。

    感動・・・・・。

    だが宿に帰ってみると他の日本人がカメラや携帯を盗まれたということを聞いた。
    あの人ごみだったらありえること。

    ただ犯人は決してチベタンではないと言い切りたい。
    あの一身にタンカに祈るチベタンの方々を見て、まさか彼らがバッグをナイフで切って物を盗むとは考えられない。

    正直、私はラサに住む漢民族は大嫌いだ。
    ラサに着いたとたん私も嫌な思いをさせられたのでそう思う。
    もちろん彼らが盗んだとは言っていないけど、とても目に余る光景が多々あるので
    そう思わずにはいられないのだ。

    やっぱりここは中国の自治区ではありません。
    ブータンと同じ、ひとつの国です。
    別世界です。
    これ以上、中国に汚染されないことを祈ります。
    こうやって旅をしている日本人が言うのは、おこがましいことですが・・・。



    タンカの隣でチベタン独特の楽器〔名前わかんない〕を吹く僧たち。見とれました・・・



    ※もっとショトゥン祭の写真(20点)を見る←



    九寨溝&黄龍、3泊4日自力ツアー

    • 2006.08.21 Monday
    • 20:26

    九寨溝の五彩池

    九寨溝&黄龍3泊4日の旅へ。
    いやーかなりよかった〜。九寨溝・・・。楽しい
    天気はイマイチだったけど、それも逆に味があった。
    もう一日ゆっくり見たかったなぁ。

    中国に来て思ったことが一つ。
    世界遺産の入場料がバカ高い!!
    この九寨溝入場料も大人220元=3300円
    スペシャルバス移動費として別に90元=1350円をとる。
    九寨溝はかなり広大なので、お年寄りなんかは絶対バス移動必至。
    なので合わせて4650円も払わなくてはならない。
    たかが、5000円ではないか!と思うかもしれないが中国は日本に比べて物価は安いので5000円はかなりの料金なのだ。
    最初、外国人料金かなっと思ったが中国人も同じく払っていた。
    中国政府はとるべき所でとる らしい。
    日本も同じか。

    私は学生料金70元=1050円を払ったが、
    スペシャルバスはケチって、徒歩で回ることにした。
    実は九寨溝の敷地内に入ってしまえば、確認しないので途中でバスに乗れる。
    情報ノートで得たネタである。

    朝早く起きて、ゆっくりとハイキング気分で歩くとかなり気持ちがいい。
    しとしと降りしきる雨の中、ビスケットをかじりながら、延々と歩く。
    所々に見る池も透明度が高く、その中に枯れ木が沈んでいたりと情緒があって、
    見ていて飽きない。
    他にもチベット特有のなんかも橋や木々に掛けてある。
    そう、ここ九寨溝周辺もチベタンが住んでいる。
    天気が悪いせいか人があまりいなく、この景色を独り占めだ。
    中国ではいたるところに中国人観光客が群がっていたので、始めて静かに観光できた。

    かなりの距離を歩いたが五彩池を見た時、疲れなんて吹っ飛んだ。
    綺麗過ぎて涙が出そうだった。。。
    こんな池、始めて見た・・・・。
    まるでマリンブルーの絵の具を溶かしたような池。

    他に五花海があるが、その池はなんとここよりも綺麗らしい・・・。
    そこに私は行かなかった……。
    こっちの方が綺麗と私が見ていた「地球の歩き方 中国」で書いてあったため。
    時間もギリギリだったので諦めてしまった。
    だけど地球の九寨溝、成都編では五花海が綺麗と書いてあった。
    やっぱり地球は100%は信用しないほうが良し。

    翌日、黄龍へ。
    ここも素晴らしかった。
    見た目がトルコのパムッカレに似ている。(行ってないけど)
    ここに行くまでは4kmと山道を歩かないといけないので少々キツイがたどり着いた時の達成感、それと同時に黄龍の素晴らしさが一層際立つ。

    日本に帰った後、あるテレビの中国の秘境のランキングで
    1位が黄龍、2位が九寨溝、3位が安徽省の黄山 だった。
    私的には1位は九寨溝です。



    こちらは黄龍。


    さて、無事に成都に到着。
    明日は念願のチベットへ!!ジョギング





    中国====================================
    【滞在期間】 23日間(8月9日〜31日)
    【移動経路】ルアンナムター【ラオス】⇒モーハン(バス)⇒景洪(バス)⇒大理(バス)⇒麗江(バス)⇒昆明(バス)⇒成都(電車)⇒九賽溝(バス)⇒黄龍(バス)⇒松潘(バス+タクシー)⇒成都(バス)
    【使ったお金】85,245円+4,050円(ビザ代(タイで取得))(1元=約15円)
           ※チベット分も含む

    ■予算情報■
    ・モーハン→景洪のバス代(33元)
    ・景洪→大理のバス代(167元)
    ・麗江→昆明のバス代(139元)
    ・昆明→成都の長距離電車代(257元)
    ・成都→九賽溝のバス代(121元)
    ・九賽溝の入場料(220元(学生証利用170元))
    ・九賽溝→黄龍のバス代(38元)
    ・黄龍の入場料(200元(学生証利用150元))
    ・松潘→成都のバス代(72元)
    ======================================


    ※もっと中国四川省の写真(20点)を見る←

    成都のユースホステルで

    • 2006.08.18 Friday
    • 02:07

    成都パンダ繁育研究基地に行きたかったのに、成都動物園へ。上野動物園とたいして変わりなし。

    成都に到着。
    噂で聞いていた成都のユースホステル「sim's cozy guest house」に宿泊。
    噂どおり、確かに、居心地良すぎますねー。
    シャワーもトイレも部屋もきれいだし、ツアーも手配(日本語可)できるし、マンガもあるし、なんと夜にはアイスのサービスも(毎日ではないらしい)、人もいいし、やはり日本人の奥さんがオーナーなだけある。

    滞在中、日本のテレビ局の人たちが来る。
    ドキュメンタリーの撮影らしく、あの女優 桜井幸子さんキスマークいらっしゃいました。。
    拝見いたしました。
    確かにキレイでしたなぁ・・・。
    男どもは群がり、興味がないと言っていた人もガン見。かたつむり


    撮影中だったので近くで撮れなかった。自分もミーハーなり

    四川省と言えば麻婆豆腐
    本場マーボーを宿で一緒になった日本人たちと食べに行く。
    このマーボーぅ。



    ……辛い!!

    上に乗っている山椒の量が半端じゃないのだ。
    こんなに乗せてしまったら本来の味がわからないではないか?!
    っとみんなでつぶやきながら食べる。
    他の料理はかなり美味しかったのに、マーボーぅが……。

    ところでチベットの最大のお祭りが23日にある。
    成都→ラサ行きの電車チケットを手配した後でそのことを聞き、慌ててキャンセルして飛行機に変更。
    この祭りは毎年日付が変り、今年の定かな日にちがわからなかったので諦めていたが、幸運なことに間に合った!!
    明日はツアーではなく自力で九賽溝&黄龍へ3泊4日の予定で向かう。
    ちゃんと22日の飛行機に間に合う事を祈って・・・
    ってか間に合わせなきゃいけないべ!!

    昆明→成都の長距離電車にて

    • 2006.08.16 Wednesday
    • 16:11

    この行列を見よ!

    昆明にてのんびりした後、12時35分の長距離電車にのり成都へ。
    この電車チケットを取るのに苦労したぜーー。ショック
    こんな長い行列に並んだのは始めてかもしれない。
    ディズニーランドの人気のあるアトラクションでも長い行列をなしていると私は諦める。
    並ぶということに拒否反応を示すので私はもしかしたら短気かもしれない。
    なのでこの長ーーーーーーい行列に並んでチケットをやっとゲットした時には
    かなりの達成感があった。

    ここの電車、硬臥、軟臥とあり、上段、中段、下段と選べ、それぞれ料金も違う。
    私は硬臥の下段。(257元=3855円 <1元=約15円>)すこぶる快適だった。



    隣に座る、中国人のおじいさんと孫の男の子のおかげで長い電車移動も全然飽きなかった。
    3歳の男の子がとにかくかわいい。。。。ポッ
    とにかくヤンチャ坊主でおじいちゃんに怒られてばかりいた。
    バッグをゴソゴソさせて中からカップラーメンを取り出そうとしたときもおじいちゃんは

    「○×□※Яд!!! ё〇△×○×□※Яд !!」怒り

    と大声で怒鳴っては男の子の掌や足の裏やオシリをパチパチ叩く。
    男の子は最初
    「うえぇぇぇぇん…」悲しい
    と泣くがおじいさんが呆れてトイレに立つと
    すぐに泣き止む。
    確信犯である。

    その一部始終を私含め、中・上段の人たちも見ているので
    知らず知らずに笑みがこぼれてしまう。
    かわいくなって、ついお菓子なんぞも与えてしまうのだ。

    あまりお菓子を貰いすぎるとまたおじいちゃんが怒り出す。
    そして、シオらしくお菓子も返すもそれが逆にかわいくて「いいからいいから」とまたお菓子をあげてしまう。
    うーーーむ・・・
    確信犯だな。

    いつも怒ってばかりいるのでもしや、かわいくないのかと思いきや、二人の寝顔を見ると
    それは大間違い。
    おじいちゃん、孫がかわいくてかわいくて仕方ないのであるね・・・。


    かわいすぎておもわず隠し撮り。

    私はこの間、この子に命じられ、山のように絵を描いてあげたのでした。

    その後は私のデジカメに興味を示し、私から取り上げていろいろいじっている。
    そして山のように自分を激写し、楽しんでいたのでした。
    ほとんど3歳とは思えぬ形相。


    なんや、これ

    おぅ??   こんな写真が15枚ほど…。



    朝、目が覚めると二人はいなかった。
    一緒に成都かなっと思っていたがどうやら一つ前の街で降りたらしい。
    なんだか、ものすごく寂しかった。
    中国での甘酸っぱい思い出。。。







    バスの中で地獄を見る

    • 2006.08.11 Friday
    • 22:18

    大理古城。中国人の観光客がハンパなく多い。

    ルアンナムターにて最後のラオスを名残惜しむ。
    ラオラーオで一人で乾杯。
    昨日の集中豪雨雨にて電気が止まっている。しかも断水…。
    ロウソクでしかも暑いというのに体も洗えない状況はけっこう過酷だった。
    翌日は二日酔いの中、中国国境のモーハンへ。
    イミグレではイスラエル人夫婦が中国人審査官に嫌味を言われていた。
    「あなたの国では戦争を起こそうとしているのに、あなた達は旅行か?」
    と首を横に振りながら片言の英語でつぶやく。
    同時期、イスラエルがレバノンに空爆を仕掛けていた。
    彼らはあまり英語は得意ではなかったのだが理解しただろうか?
    無言だった。

    次に日本人の私が入国審査。
    相手は中国人、偏見ではないけどいろいろな噂を耳にしていたのでドキドキだった。
    「ニホンカラデスカ?ワタシハニホンゴヲベンキョウシテイマス」
    実に好印象だった。
    肩すかし・・・

    雲南最南の街、景洪についたとき、片言の中国語を駆使して宿をゲットした時でも、
    宿のおじさんは優しかった。
    ATMATMを探していると言ったら、遠いからとバイクで連れて行ってくれた。
    うむ……。
    ほとんどの中国人は日本人を嫌いだと勝手に思っていたので正直にうれしい。ニコニコ



    景洪から寝台バスに乗り、一気に大理へ。
    28時間かかるとガイドブックには書いてあったが結局17時間で到着。

    私はその後、半ば本当に死ぬ思いをしました。
    天国地獄を見ましたよ・・・。
    夜ご飯を食べバスの寝台をそれなりに楽しんでいると、なんだか胃の調子が悪い。
    気のせいかとベッドに横になるといきなりお腹に激痛が!
    一番想像したくなかったこと。

    お腹を壊しました・・・冷や汗

    さきほどトイレ休憩にとまったときはなんともなかったのに。
    なんでバスに乗るなりキュルルなのん……?
    まずい・・・・。
    まずいぞ!!。
    外を見るとグルグル山道を回っていて、とてもじゃないけど、できる状況じゃない。
    次のトイレ休憩まで我慢か!?と決めた30分後。
    シャレにならなくなってきた。
    マジでお腹が痛い・・・・。冷や汗

    「シオン チュイ トイレット!」 (中国語でトイレに行きたい(覚えといて良かった・・・))

    とドライバーに言うと、グーサインを送られました。
    通じたか?天の助け・・・と安心しましたがぜんぜん止まらない。

    30分後また言ってみる。
    また笑顔でグーサインの合図。


    1時間たった・・・。冷や汗


    通じてないやん!!

    半ば半泣きでドライバーにトイレットペーパーを出してお腹をさする合図をする。それでもグーサイン。

    ナメてる・・・。
    もうだめだ。横にならずにしゃがんだ状態でじっと堪える。本当に油汗が出てきた。
    すると向こうの空に雷光雷が。
    雨なんて降ったら外になんか出られないぞ!
    するともう一人のドライバーが起きたので(長時間なので2人のドライバーがいる)その人に告げると中国語でもう一人のドライバーに何かを話すと5分後に止まりました。
    助かった。。。。
    (今思えばドライバーのグーサインは一時間後という意味だったのかもしれない。。。)
    その後は・・・天国を見ました。


    その後すぐにスコールが降り出し危機一髪です。
    その後もあまりお腹の調子がよくなく、次のポイントへ。
    そこは中国悪名高き、オハヨウトイレびっくり
    ほんとに扉がなくてびっくりぃ。
    一番乗りだったので躊躇しながらもなんとかできたが複数だったら私きっとできないです。

    中国は本当に英語が通じない。。。
    ダイソーで買った中国語講座がかなり役にたっている。

    大理、その後の麗江は情緒あふれる古都。
    歩いていると小学生時代を思い出す。子供
    タニシなんかを(食べるらしい)見ると、田んぼの堀でタニシを取っていたことを思い出す。小さいころはタニシの他に小魚、ドジョウ、ザリガニ、ケラとかがいたっけ・・・。
    今はおたまじゃくしさえも見られなくなった。
    田んぼの過剰消毒のせいで生き物が住めなくなったのだ。
    子供たちの遊び場所がだんだんなくなってきた。
    ・・・・寂しい。


    世界遺産、古都麗江の町並み


    雲南少数民族のおばあちゃま達

    ところで中国人、なんであんなに痰を吐くんですか!?
    バスの中でも当然、道路でも
    「カーっ ぺッッ!!」
    ってあんなに痰ってでるもんなんですかねえ。



    大理で見かけた男性のワックス?。堂々と写真無断使用です。




    ※もっと中国雲南省の写真(32点)を見る←

    アジアの雨季をなめたらアカン〜♪

    • 2006.08.10 Thursday
    • 11:33

    ムアンシンで会った山岳部少数民族の方々

    どうせ通るんだから山岳部まで足を伸ばしていこうということで一気に中国へのバスにはのらずに西へ6時間のルアンナムター、そしてまたバスで2時間のムアンシンへ。
    そこでは山岳少数民族の人たちが普通に生活し、村にもチャリでいけるとのこと・・・。

    ルアンパパーンからダイレクトにルアンナムターへ行くバスと聞いていたのになぜかウドムサイで下ろされ、乗り換えることに。
    夜中の12時半ウドムサイ到着。
    寒い中〔夜は寒い!〕布切れに包まりベンチで寝ました。
    そのとき、私は夢を見ましたよ。
    実家のお風呂の湯船につかる夢を・・・
    「いやーいい湯だっな〜・・・♪」温泉
    と言っていたことを確実に覚えています。


    一晩過ごしたバスターミナル。

    そしてザーっっ!!
    ってな音で目が覚めました。
    雨です。尋常な雨の量ではありません。バケツの水をかぶったような量の多さ・・・
    うっかりしていました。
    ただいま東南アジアでは雨季でした♪
    スコールです雨

    やっとのこと待ってルアンナムター行きのバスが来たのが朝4時30分。
    ですが、そのバスを見て愕然とした。
    人がギュウギュウ…。明らかに人なんて座れない。
    既に通路では荷物を重ねて椅子がわりと座っているではないですか。


    ギュウギュウ詰めのバスの中…。

    ……無理ということで次のバスに乗ることにしました。
    結局、次に来たのは朝8時半。
    そのバスに乗りやっとのこと、ルアンナムターへ。
    が、その後のバスがエンジンが壊れ2時間半立ち往生。
    以前のエジプトでも砂漠の中で車が止まったじゃないかっと自分を戒め、我慢しました。
    が、ほかのイスラエル人ツーリストは痺れをきらして後にきた車をヒッチしていってしまった。
    くーーー根性なしめ。ショック


    しかも原始的な直し方だ……

    やっとのこと車が動いて30分後、今度は車がぬかるみにハマリ動けなくなった。
    大丈夫だろっと思っていたらいきなり傾きだし、みんな急いで車の外に出たのですが、タイヤが宙に浮いている!?
    見ると道路は大して悪路でもない。
    障害物もないのにどうしてこんな端にのぬかるみにきてハマるんだい?!
    みんなで押したら更にハマる。
    私はこのドライバーを一瞥しました。
    ヘッポコドライバーって思ったのは私だけじゃないはず!


    なんでハマるのん!?

    それから1時間半。あとからのルアンナムター行きが追いつき、ワイヤーで引っ張ってもらうことにしました。
    「せーの!」〔ってラオ語で言ってたと思う〕
    と同時にブチッっと切れたじゃないですか。ワイヤーが・・・
    と同時に私の中でも何かがブチッっと切れました。怒り
    もう無理! 
    私は十分我慢したぜよ。。。
    助けてくれたバスが行ってしまいそうだったので慌ててこのバスに乗せてくれ!と乗せてもらいました。

    やっとのことムアンシンについたのは良かったのですが、翌日大雨。
    一歩も外には出られませんでした。翌々日も雨でやっと小雨になったときにチャリで散歩できたくらい……。
    ルアンナムターにかえってきても雨のせいで電気はおろか、水道もとまり〔なぜ?〕
    せっかく晴れても汗で気持ち悪かった・・・。
    ほんとに
    雨季をなめたらアカン〜♪・・・〔天童よしみ口調で〕

    帰りも土砂崩れがところどころにあり、数えたら10箇所くらい。
    橋も寸断され、そこから船でわたるという、、、家も飲み込まれていました〔汗〕

    とにかく雨季をなめたらアカン〜♪・・・〔天童よしみ口調で〕


    寸断された橋。マジでシャレになりません。


    ボートで川を渡る。。。

    雨期のラオスを抜け出し、中国入国します。



    ラオス===================================
    【滞在期間】 9日間(8月1日〜9日)
    【移動経路】ノンカイ【タイ】⇒ヴィエンチェン(トゥクトゥク)⇒ワンヴィエン(バス)⇒ルアンパパーン(バス)⇒ウドムサイ(バス)⇒ルアンナムター(バス)⇒ムアンシン(ソンテウ)⇒ルアンナムター(バス)
    【使ったお金】9,848円+30U$(ビザ代)  (1U$=10000kip)

    ■予算情報■
    ・ラオスのビザ代(30U$)
    ・ルアンパパーン→ウドムサイのバス代(40000kip)
    ・ルアンナムター→ムアンシンのバス代(20000kip)
    ======================================


    ※もっとラオス写真(28点)を見る←

    5年ぶりのラオス

    • 2006.08.05 Saturday
    • 17:55

    メコン川の夕日

    2度目のラオス。
    5年前に一度来たことがある私。
    確実に変わってきていると感じた。
    前は土道路だったのに今はほとんど舗装され、水シャワーが当たり前だったのにホットシャワーが普通にある。
    ワンヴィエンに着いた時、
    「かわったな〜・・・」
    と思わず口から出てしまった。
    だが、ちょっと外れを行くとメコン川を泳ぐ子供たちの姿がありで、素朴さは変わっていない。
    変わったのはメイン道路のツーリストが集まる所。
    そこには前回以上に西洋人が多く徘徊している。
    それは住み心地の良さを証明している。

    2回目のラオスでも絶対見て起きたかったのがルアンパパーンの早朝に行われるお坊さんの托鉢光景

    朝5時半眠い目をこすってボーっと托鉢の光景を眺めていた。
    まだ小さい子はオレンジの袈裟を着て歩いてる姿はなんというか、心が洗われる感じがします。
    5年前、托鉢が始まるとどこからともなくある犬がはしゃいで道路を走り回っていたが、
    今回も同じく犬が走っていた。
    よく見ると5年前と同じ犬のような……。
    だとしたらキミはずっと毎朝この道路を走り回っているんだね。
    5年前から、いやそれ以上からここは変わっていないんだ。



    ここではわずか3日の滞在でこそあったが、そこで会ったラオ人のシン君にはお世話になった。
    一生懸命、日本語の勉強をしているシン君。
    「もっともっと日本語勉強したいだよ」
    私が教える度につぶやいていたっけな。

    ルアンナムター行きのバスターミナルまで送ってもらう途中、シン君にラオラオを奢ってくれた。
    二人で飲みながら将来を夢を語りあった時間は忘れられない。


    山の中でラオラオを飲むシン君。

    「日本に留学するだよ! そしてここに新しいシンゲストハウスを作るだよ!!」
    と山に向かって叫んでいたシン君。
    「えりちゃーーーん!」
    と言いながら手を振りながらバイクで追いかけてくれた光景は、
    まるで映画を見ているようだったよ。
    乙女な私はバスの中でそっと涙を流しました。。。
    以前はメコン川で襲われる?〔笑〕という体験をして、ちょこっとビビっていたのですが今回は心洗われる旅だった。


    そう、ルアンパパーンまではね……



    ワンヴィエンで子供たちと

    PR

    calendar

    S M T W T F S
      12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031  
    << August 2006 >>

    マイオリジナルサイト

    counter

    ネットショップOPENしました!

    CM

     

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM