アラブ城から見たパルミラ遺跡。
ダマスカスからバスで約3時間。パルミラへ。
バスから外をみる。
なーーーんもないなぁ。
所々に砂埃が舞う。
遠いところへ来たなあっと改めて実感。
パルミラへ到着し、おろされた所は廃れたドライブインらしいものがあるだけ。
予定ではパルミラ博物館の前で降ろされるはず…。
どうやら中心部から離れた所に降ろされたようだ。
英語が通じず、なんとかジェスチャーでドライブインのオヤジに伝えるとタクシーを呼んでくれた。
だが、値切っても下がらない。
くそー…、明らかに足下見られました。
ホテルに着いて早々、パルミラ遺跡へ。
こちらの遺跡。人があまりいてません。
なのでゆーっくり浸りながら見る事が出来た。
ロマンな世界遺産を独り占めだ……。
いままででもせっかくの遺跡も人が多すぎて、ただ流れ作業のように見る事が度々あったが、一人で見るのは何気に初めてかもしれない。
そして一生忘れないのがアラブ城から見た夕日……。
パルミラ遺跡を全て見渡せるし、砂漠に囲まれながら、風に吹かれて見る夕日は本当にロマンチックだ。
けっこうシリアに来てパルミラをスルーして行く人に会ったが、もったいなさすぎる!
ダマスカスでパルミラ遺跡に行かない人に理由を聞くとこう言った。
「旅をしすぎていると見なくてもなんとなく想像できる」
……そうだろうか?
こんな夕日、こんな光景、想像できるのだろうか?
この風の匂い、行ってみないとわかるわけない。
そこでは音楽聞きながらずっと浸っていた。
ロマンだなぁ……
やっぱ、旅っていいなぁ……。
シリア===================================
【滞在期間】 7日間(5月19〜23日、25〜26日)
【移動経路】アレッポ⇒ダマスカス(バス)⇒パルミラ(バス)⇒レバノン⇒ダマスカス(バス)
【使ったお金】3300SP(シリアポンド)=7,920円(1SP=約2.4円)
■予算情報■
・ダマスカス→パルミラのバス代(125SP)
・パルミラ遺跡入場料(学生証料金で5SP)
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※もっとシリア写真(23点)を見る←
サフランボルの宿
イスタンブールでシリアのビザをゲットしたあと、
翌日サフランボルに発ち
ボアズカレ、カッパドキアと続けて世界遺産観光をする。
サフランボルでは素敵な出会いがあった。
地球の歩き方のトルコ06〜07版の78Pでトルコ手芸のコラムを書いたk子さん。
トルコではイスラム教の女性が頭にスカーフをかぶる。
ガーゼのような薄い花柄のスカーフの縁にかわいらしい花柄や野菜や果物などが鈎針で縁飾りをしているものでこれをトルコではオヤという。
それに魅せられたk子さんはトルコに4ヶ月滞在し、このオヤをマスターしたそう。
なのでトルコ語ぺらぺら。
オヤについて語るk子さんは本当にきらきらとしていて、
本人も何時間話しても尽きないといっていた。
聞いているとこっちまでそのオヤに魅入ってしまい、何枚かゲット。
トルコにいる間はずっと頭に巻いていた。
これを見たトルコ人には受けがいいんだな、コレが。
いろいろとまけてくれる。
k子さんのおかげでトルコのことが好きになれたし、勉強になった。
なにかに夢中になることって本当に素敵なこと。
私はいま、旅に夢中になってる。
毎日が楽しい!
出会う方によって旅の色も変わってくる。
今回の旅でそれを痛感した。
覚えたトルコ語
メルハバ(こんにちわ)
グレグレ(さようなら)
インディリン ナパールムスヌス (安くして)
ベン チン (私は中国人です)
疲れているときトルコ人に何処から来たの?と聞かれジャポンと答えるとそれからが長くなるので「ベン チン」というとそこでコミュニケーションがなぜか終わるので助かった(笑)
中国人嫌われてるな…。ちなみにアメリカ人も。。。
その後のボアズカレ、ハットゥシャシュ遺跡はまあまあ。
っというより歴史を把握できていなかったのでワクワクさが半減した。
やはり歴史的世界遺産に行くなら歴史をある程度勉強しないと面白くない。
こちらがオヤ。全てハンドメイド
- 2006.05.06 Saturday
- 05:54
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